近頃ちらほらと街でも見かけるシェアサイクルですが、川崎市は今後シェアサイクルのポートを更に拡充して行くようです。
平成31年3月から川崎市は、OpenStreet株式会社と共同で川崎市シェアサイクル実証実験を実施しておりました。
そして令和3年4月以降、シェアサイクルのポートを順次拡充していくと言います。
ポートは、駅、公園、区役所等に設置され、買い物や通勤などの日常の身近な移動手段としてシェアサイクルを利用することが出来ます。
海外を見てみると、既にシェアサイクルは一般的となっている所も多く、渋滞緩和や移動効率の改善、そして健康管理において効果を発揮しています。
ワシントンD.C.で実際に導入されたCapital Bikeshareに関するリッチモンド大学の研究レポートによると、シェアサイクルサービスが提供されたエリアでは交通渋滞が2〜3%緩和されたと報告されています。
また、トロント大学とセントラルフロリダ大学が共同でニューヨーク市内を走るシェアサイクルのCiti Bikeとタクシーの同じ距離の移動時間を比較したところ、短い距離ほどシェアサイクルの利点が発揮され移動時間が短くなったと言います。
特に3km以内の移動の半数以上は、シェアサイクルがタクシーと同等の移動時間かそれよりも短いという結果が出ているのです。
日本においても今後海外の事例を参考にしながらシェアサイクル事業が展開されていくことに期待です。
川崎区、幸区、中原区においては、
殿町・大師河原エリア、川崎駅周辺エリア、新川崎・鹿島田駅周辺エリア、武蔵小杉駅周辺エリアでご利用可能です。
詳しくは、以下の地図をご覧ください。
また、川崎市のシェアサイクル事業に関して、詳しくは以下のリンクからご確認して頂ければと思います。
コメント