選挙も終わり一週間が経ちました。
日々の挨拶回りの中で様々な声をいただきますが、二期目となり地域の皆さんとの距離はグッと近づいた感じがします。永田町では「議員は二期目から」と通説のように語られていますが、その意味が分かるような気がします。
今回の選挙戦を反省を込めて振り返ると政策よりワーディングに課題があった認識です。
一例で言えば医療維新の中にある高齢者の窓口3割負担です。維新が着目してほしいのは医療制度や社会保険全体の構造改革であり現役世代の負担軽減です。しかし高齢者の窓口負担だけが抜粋されて使われてしまい、一部の地域ではバッシングもあったと聞いています(私個人は体感ありません)。ポジティブにキリトリされるための工夫は常に必要だと実感しました。
今回国民民主党が躍進しましたが「手取りを増やす」というイシューは、国民一人一人が当事者として受け止められる、ポジティブで俊逸なワードでした。私たち維新が唱えた「現役世代の負担を下げる」に繋げるとより効果は抜群だと思いませんか?
私は投票先で「維新と国民」の二つで悩んだ方は多いと体感しています。負担が減る→可処分所得が増える→手取りが増える、という構成の中で「現役世代の負担」を抽出したのが維新です。国民民主党は「手取り」に着目し「手取りを増やす」ために何が必要か訴える手法がハマったのだと思います。もちろん少ない議員数の中でもブレずに政策を訴えてきたことや玉木さんや榛葉さんのキャラクター性が大きなムーブメントに繋がったことは間違いありません。
同じ現役世代、子育て世代、若者世代を足場にした維新と国民ですが、比例票から見ると維新の減少分(300万票)が国民に流れた(360万票増加)と言えなくもありません。私の選挙区は国民民主党の候補者はいなかった結果、出口調査(ZERO特番)では20代(56%)30代(52%)40代(46%)と高い得票率を記録しました。
参考:https://www.ntv.co.jp/election2024/exitpoll/kanagawa10.html
いま国民民主党が政治報道を賑わしていますが、土俵が同じならば私たちも切磋琢磨していかなければなりません。民の竈、民の懐にフォーカスした国民民主党の一方で、維新と言えばやはり構造改革です。
世界情勢、国民生活、働き方、嗜好など大きく変化した現代社会に対し適性のある構造へと変化させ持続可能な社会をつくる。成長こそ豊かな社会をつくる源泉なのだと改めて発信していかなければなりません。
私たち維新は構造改革により成長をつくる。
維新と言えば成長をつくる政党なんだ。
NEVER GIVE UP!
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