障害児の子育て

サムネ
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我が家は妻、長女(9歳)、長男(7歳)、次男(6歳)の5人家族。一姫二太郎の子どもたちは仲も良く毎日賑やかで、家の中はいつだってひっちゃかめっちゃか。それもそのはず、我が家の次男は自閉症と軽度知的障害をもって生まれてきました。

本当に少しずつ言葉も増え、今のお気に入りはシルエット博士とアンパンマン。私にはパパと言いませんが、不在にすると「パパは~?」と妻や子どもたちにお話しをしてるようで、この声を聞くことが今の私の願いです。

今日はこの次男の卒園式でした。 発達の偏りに気づいたのは妻でした。妻から次男が心配と言われたので日常を観察すると障害児によく見られる「クレーン現象」をしていました。すぐに発達外来で診察し検査を通して診断がおりました。それが軽度知的障害と自閉症でした。当時は私も障害児支援事業をしていましたので「まさかうちの子が?」と驚きましたが、夫婦で次男の障害に対する受容はすぐにできました。

余談になりますが親の子どもに対する障害受容がうまくいかず、子どもにとって望ましくない環境を提供したり、または育児放棄に至ったりと、たんに発達の偏りだけでなく親の受け入れが出来ているかどうかで子どもの成長は大きく変化します。

年少さんから3年間に渡り児童発達支援センターに通い、初めは全く座ることもできず、センターですら通えるのかと不安ばかりでした。 徐々に環境にも慣れていき言葉の理解も進み、先生たちのサポートを得ながら少しずつ出来ることも増えていきました。専門的な環境に早くから行けたことは我が家と次男にとっては幸いでした。

次男のゆっくりな成長と共に悩ましいのは兄弟児との時間。どうしても手のかかる次男を優先しがち、家族での出掛け先などは次男にとって安心安全な場所に限定されてしまい、本来連れていきたい先へ連れて行くことはできませんでした。その点は長女長男にも随分と負担をかけてしまいました。

一方で成長のゆっくりな弟に対して、遊んでるのか遊ばれてるのかわからないコミュニケーションをし、楽しく過ごしてる二人の子どもたちは可愛くて仕方ありません。

そんな日々を思い出しながらの卒園式。 私は保護者代表としてスピーチしましたが妻の原稿に思わず涙が、、、ラスト三行から読めなくなり横にいた妻にバトンタッチ笑 小さな成長で大きな喜びをくれる次男に心から感謝です。

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サムネ
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