自民党総裁選と解散総選挙と補欠選挙

サムネ
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先日の朝生出演についていろんな声をいただいていますが、特に嬉しかったのは同僚議員の母親からの評。

曰く「たまたまみたら維新の人出ててパリッとしてたなぁ。あんな人おったんやね、ええやん」と言われたそうです。 実に嬉しい評価です。笑 自分ではいえませんしね。笑

ありがとう、堀場母。

さて、今年は世界的に選挙の年となっています。すでに終えましたが台湾総統選挙やロシアの大統領選挙。まもなく韓国も国会議員選挙を迎えますし、何と言ってもアメリカ大統領選挙もあります。日本では9月に自民党総裁選挙が予定されています。

最近マスコミで衆議院の解散時期が取り沙汰されていますが、これは岸田総理が自民党総裁選挙に勝てる見込みがないと悟った場合、解散総選挙に打って出ると見られているためです。 総理にとって総裁選戦略と解散総選挙に勝つための戦略はイコールではありません。その意味では裏金問題の再聴取を総理自らやってるあたり、4月にも実施する裏金議員に対する処分は国民へのアピールが透けて見えてきます。

先ほど申し上げた総裁選と総選挙の戦略の違いですが、まず総裁選は自民党議員からの支援が必要です。従って国民から厳しい目にさらされている自民党に対し、国民ウケを狙いすぎ、自民党をズタボロにする総裁を再選させることは、まずないでしょう。ということは党内改革や議員が干上がってしまうような改革は中々言い出せないのが総理の本音。 一方、総選挙で勝利するためには国民の納得できる自己改革の実現が必要。

つまり総理にとって総裁選再選が厳しいとなれば自民党改革を徹底し、総選挙になだれ込む可能性は大きいといえます。その時どれだけ自らに厳しい改革を実現したかのポイントは世代交代です。 日本政治の構造的な問題は永年与党の自民党によって「しがらみや既得権が守られてしまう」ことで、それを強化してきたのが自民党議員の高齢化と議員在職期間の長期化です。このあたりにメスを入れなければ世代交代は進まず、議員個人の権限が縮小し却って党幹部の意向が強くなるばかりです。自民党改革が自己利益追求になってないか注意が必要です。

以上のように考えていくと総理の頭の中は
①総裁選再選の可能性
②党内改革の温度感
でループしつつ、まずは裏金議員に対する処分のインパクトで4月の補欠選挙を乗り切りたいと思っているはずです。

春の暴風となるのか、それとも暖かい陽気に包まれたそよ風となるのか。 見どころは、やはり島根1区です。

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サムネ
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